梅肉エキスの作り方

松本紘斉理事長監修「梅肉エキスの作り方」放送中です。
実際につくってみましょう!

1. 青梅は洗って、水気をふきとります
(水気は少々残っていてもOK)。

2. 竹串でヘタをとります。

3. 青梅をおろし器ですりおろします。
梅は有機酸が多く、金属を腐食させます。
梅肉エキスには、陶製やガラス製の道具や容器を使用しましょう。

4. もめん袋を2~3枚重ねて、すりおろした青梅を入れ、汁をしぼり出します。
【注意】
絞りすぎると梅の繊維まで出てしまうため、さらっとしたエキスに仕上がりません。

5. しぼった果汁をゆきひらに入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、かき混ぜながら煮詰めます。

6. しばらくするとアクが鍋の内側につきます。ぬれたしゃもじで、ていねいにすくいとります。
アクをていねいにとると、苦味や渋味がとれ、澄んだ黒色の梅肉エキスができます。

7. さらにかき混ぜながら煮詰め、泡がブクブク立ってきたところで火を止め、粗熱をとります。
少しやわらかすぎるように感じても、冷める間に水分や空気が抜けて、ちょうどよいかたさになります。

8. 糸を引く程度のかたさになったら、温かいうちに容器に移し、自然に冷まします。

9. 梅肉エキスの完成です。